2012/01/18

海岸の古びた一軒家でソリッドな食事をし煙草をすわない

本を整理してたら、1991年に買った『彼は海へむかう』という本を見つけた。
片岡義男の文章と佐藤秀明の写真で綴られた本だ。
と、片岡義男風の書き出し(笑)
久しぶりに読んだこの本は、かつての気持ちを思い起こさせた(^^)

その中の一説が、タイトルの『海岸の〜』だ。

一部抜粋
サーファーは、朝早く起きる。暗いうちから起き出し、海へ行く。
一日24時間を自分のためにとても有効に使おうと思ったら、早起きするに限る。
それ自体が完璧にライフスタイルであるような、素晴らしい時間割りは、早起きからはじまる。
ソリッドな食事を腹におさめる。
サーファーは、へんなものを食べない。
単純ではあっても、きちんとした内容の食事が、波に乗るためのクリアなエネルギーをつくりだしてくれる。
かなりの大きさの波でも、うまくつかまえてすべりおえるまで、数秒からせいぜい十数秒なのだが、そこにたどりつくまでのパドリングは、なみのシティボーイがいきなりやったら、あまりの重労働に気分が悪くなってダウンしてしまうほどのきつさだ。
きっと、ダウンする。
ものすごく体力を使うのだ。だから、それだけのエネルギーをいつも自分の中に持っているためには、食事をきちんとしておかなければならない。
一日や二日だけではなく、毎日ずっと。
ラーメンにコーラでは、ぜったいにいけない。
酒や煙草など、全然必要ではない。
サーフィンに本当にまきこまれてしまうと、自分の生き方にとって必要では無いもの、無駄なものなどには、いっさい手を出す気がしなくなってしまう。
なにか特別に厳しい修行のように思えるかもしれないが、実際にやってみると、とてつもなく楽しく突き抜けた世界であり、こんなにいいことが地球にまだ残っていたのかと、泣きたくなってしまう。

『彼は海へむかう』より抜粋

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